直列RC回路のステップ応答 - 電卓

目次

入力電圧が \( V_0 u(t) \) の形のステップ電圧の場合に、直列の抵抗器、コンデンサ、インダクタにかかる電流と電圧を計算し、グラフに表示するためのオンライン電卓です。ここで \( u(t) \) は単位ステップ関数です。

直列RC回路におけるステップ入力電圧に対する電圧と電流の公式

最初に、直列RC電卓で使用される公式を示します。

直列RC回路
ステップ電圧に対するRC回路の応答の研究で導出された公式は、ここで電卓に使用されています。
次の形のステップ電圧 \( v_i(t) = V_0 u(t) \) が入力電圧の場合、以下の式が成り立ちます。
コンデンサにかかる電圧 \( v_C(t) \) は次の式で与えられます。
\( v_C(t) = V_0 (1 - e^{-t/RC} ) u(t) \)
抵抗器にかかる電圧 \( v_R(t) \) は次の式で与えられます。
\( v_R (t) = V_0 e^{-t/RC} u(t) \)
電流 \( i(t) \) は次の式で与えられます。
\( i(t) = \dfrac{v_R}{R} = \dfrac{V_0}{R} e^{-t/RC} u(t) \)
ここで \( \tau = R C \) は回路の時定数と呼ばれます。


電卓の使い方

ソース電圧 \( V_0 \)、抵抗 \( R \)、静電容量 \( C \) を正の実数で入力し、「Calculate」を押します。
回路の時定数 \( \tau \)、コンデンサ \( v_C(t) \) と抵抗 \( v_R(t) \) にかかる電圧の式とグラフ、電流 \( i(t) \) の式が表示されます。

ソース電圧 \( V_0 \) = V

抵抗 R =

静電容量 C =
有効桁数 =

結果

    

    

    

    

参考リンク

直列RLC回路のステップ電圧応答
工学数学の例と解答