直列RC回路インピーダンス計算機
目次
\( \) \( \) \( \)
直列
の抵抗器とコンデンサの等価インピーダンスを計算する計算機です。この計算機ではインピーダンスを
標準形式の複素数
と
極形式
で表示します。
計算機で使用される直列RC回路のインピーダンス公式と単位
回路に供給される電源電圧の周波数をヘルツ(Hertz)で \( f \) とします。
計算に使用される以下のパラメータを定義します。
\( \omega = 2 \pi f \) (角周波数、単位:ラジアン毎秒)
\( X_C = 1 / (\omega C) \) (キャパシティブリアクタンス、単位:オーム \( (\Omega) \))
コンデンサ \( C \) のインピーダンスは次のように表されます。
\( Z_C = \dfrac{1}{j \omega C} = -\dfrac{j}{\omega C}\)
上記の直列RC回路に相当するインピーダンス \( Z \) を複素形式で次のように表します。
\[ Z = R + Z_C \]
\( Z = R - \dfrac{1}{\omega C} j \)
インピーダンス \( Z \) のモジュール(絶対値) \( |Z| \) と位相角 \( \theta \) の公式は次の通りです。
モジュール(絶対値): \( |Z| = \sqrt{ R^2 + \dfrac{1}{\omega^2 C^2} } \) (単位:オーム \( (\Omega) \))
位相角: \( \theta = \arctan ( - \dfrac{1}{R \omega C} ) \) (単位:ラジアンまたは度)
計算機の使い方
抵抗、キャパシタンス、周波数を正の実数で入力し、指定された単位で入力してから「計算」を押してください。
抵抗 R =
50
mΩ
Ω
KΩ
MΩ
キャパシタンス C =
0.47
pF
nF
μF
mF
F
周波数 f =
1.5
GHz
MHz
kHz
Hz
mHz
小数点以下桁数
4
計算結果
参考リンク
AC回路計算機とソルバー
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